柔らかい温もりのある柔らかい温もりのある高木庄司さんに来所いただき、昔の道具をたくさん見せていただきました。「赤子泣いても蓋とるな。」のお釜、おひつなど、美味しいご飯の香りがしてきそうなものからスタートしました。アルミのお弁当箱や、水稲などレトロ感満載で、現在でもかわいいって声が上がりそうなものもありました。手伝ってくださった酒井さんが、テンポよく道具を魔法のようにどんどん出してくださり1時間はあっという間に終わってしまいました。名古屋弁の語り口調も入居者に大うけでした。さすが元郵便局長、地域に根差した話題も豊富で、大変盛り上げ上手。職員共々楽しませていただきました。
温もりのある蓄音機の音には、聞いたことのない私たちも虜にしてしまう不思議な魅力があり、ききいってしまいました。「東京だよ。おっかさん」を皮切りに、中村メイコの「田舎のバス」、昭和25年の笠置シヅ子の「東京ブギウギ」は、歌詞の内容と、時代背景を盛り込んだ話は興味深く聞かせていただきました。ペギー葉山の「南国土佐を後にして」を最後に合唱しました。入居者に若き日々の気持ちを想い出していただきました。終わってからも、皆さんの話が止まらず、あのころの顔(?)になっているようでした。